銀河最終便
WEB日記

<淡々とこのかなしみに堪えること>イエティの棲むネパールの空                 

『玲瓏』1992年4月号「優しい悪魔」

 

この歌を書いてから、もう25年も経っている。

四半世紀前になるということに。

 

結局、25年経っても、

この人の世に関する私の感想は何も変わらない。

より深く絶望している。

この頃は、まだ全否定ではなかったのだろう。

不条理はあっても、受け容れていたのだろう。

 

今は、堪えても無駄だと思っている。

受け容れられない。

受け容れられないままで、

私には受け容れ難い世界と和解することなく、

いつか死ぬのだろう。

張り裂け、轢かれた蟇蛙のようになって。

 

気分は、この世とさよならだ。

いつまでか生きては行くが、

ただ生きているだけだ。

 

虚構の世界までは否定しない。

私が否定するのは現実での世界の在り様だけ。

お芝居や音楽のもたらす至福の喜びは消えるわけではない。

多分、そういうものは、私はあの世まで持って行くだろう。

 

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生まれて来たことを後悔してみても仕方がないから後生も生きる                 

芥川、太宰、三島由紀夫、川端康成

彼らには共通点があるね。

 

もちろん死に方もだけれど、

その生い立ちから影のように付きまとうものまで。

生き辛く、その孤独も必然的で。

かと言って、その感性を取り換えようもなく。

 

その感性の在りようを変えることだけは、

何ものを以てしても無理だったんだろうな。

 

 

太宰は、「生まれてきてすみません」なんて馬鹿だな。

安倍さんなんて、千倍も悪い奴でも、

大きな顔して生きているよ。

余計な神経を持ち合わせないことの強さ。

憎まれっ子世に憚るというのかしらね。

 

 

生命力が何に比例するのか知らないが、

この世には天罰というものはなく、

当然の報いというものもなく、

寧ろ、がむしゃらに繁栄と延命を願い、

羞恥心もモラルも無いことは、

その願いに寄与するものであるらしい。

安倍夫妻などは、

どうやらその条件を満たしているようだ。

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雨粒が地面に落ちる音を聴く 生まれて生きてよかったことか                 

水音はしばらく聞こえ野火止の暗渠に消える病葉あつめ

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生きたい人生なんてなかった私には。 働きたくもなかったし オブローモフと同じだと思っていた                 

一生遊んでいたかった。

 

今では、考え方が変わった。

働けばよかったと思う。

 

でも、適職がないことも、

何もしたいことがないことも確かだ。

結局、もう一度人生があったとしても、

やり直せたとしても、

今度は、働くかもしれないけれど、

多分、働くだろうけど、

望んででないことは同じだから、

どの道、全うできたかどうかはわからない。

 

やりたいことがないのは同じだし、

職業として、出来るだろうと思えることも、

まして一生続けたいとか、

やって悔いないとか、

皆無だと思うし。

 

ただもう、お金のために働くという意味でしかないだろうな。

好きでもないことでも、生きるために受け入れるだろうという意味でしか。

 

なんて情けない。

好きな仕事がないって。

中には、

一生続けてもいいような仕事に巡り会えた人も、

いるんだろうな。

 

「就活応援」なんて言葉、

街のあちこちで見かけるね。

洋服屋さんでも、電機屋さんでも、

タクシーに乗っても。

 

22歳で就職したとして、

43年で、65歳。

長いね。

近頃みたいに、70歳まで働け、

いや75歳まで、なんていうと、53年。

それでも死ねなくて、さらに20年、生きるという最後の労働。

大変だ。

 

 

 

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『夢千代日記』にあるような商店街の真ん中に煙突がある夕べの町に                 

いつも通りのお盆前後ということに。

どこかへ出かけても疲れるばかりだから。

むしむし暑いし。

 

近所には、日帰り温泉と、

普通の銭湯がある。

 

日帰り温泉が好きで、

この十何年か、ほぼ毎日通っていたが、

リニューアルに伴って、

水風呂が無くなって、

冷泉とは名ばかりの生温い炭酸温泉になってしまい、

32度もあるので、つまらなくなった。

 

で、この頃は、普通の銭湯に行くようになった。

水風呂があり、露天風呂もある。

お風呂屋さんの暖簾をくぐると、

『長生きしたけりゃ銭湯だぜ!』

と書いたポスターが目に入る。

 

少し前までは、宮沢りえ の映画

『湯を沸かすほどの熱い愛』のポスターも貼ってあった。

 

一日中エアコンのかかった部屋にいて、

かつ運動不足なので、

銭湯は、血液循環、運動、気分転換を兼ねて、

一石二鳥三鳥の霊泉だ。

冬も春も夏も秋も、これほどいいものはない。

 

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日常が日常として流れゆき 頭上遥かを超えるミサイル                 

連休の新幹線は200%の込み具合だとか。

 

少し前に、中央線のスーパーあずさで甲府まで行ったが、

その時は、平日で、特に何でもない日だったのに、

予約なしで乗るのが好きな私は、ふらっと行っても、

中で指定席を買えばいいくらいに思って行ったら、

指定席もグリーンも全部売り切れて、

自由席の通路まで一杯という有様に、

仕方なく途中まで立って行った。

幸い、途中駅で座れたからよかったものの、

今度から、絶対、予約して乗らないと

大変なことになると、思ったものだった。

 

ついこの間まで、

いつでも特急なんてガラガラ、

ふらっと乗っても、全然大丈夫、

という空き加減だったのに、

この頃は、首都圏を走る私鉄の

近距離通勤特急でさえ、

満杯で走っている。

今は、夏休みだから特殊だけれど、

普段でも乗車率が高いということは、

世の中、すごく景気がいいのだろうか。

ダイヤの組み方で変っているのだろうか。

なんだかわからないけど、

体力、気力、併せて前以て予約の要あり、

ということで。

いつのまにか、常時ラッシュアワーの通勤電車のような

中距離、遠距離列車になっていたようで、

いつのまに、時代は変っていたのだろうと、

今浦島のような気分。

 

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また一つ、閣議決定追加され 「銃剣道は戦前回帰ではない」                 

もう今では、忘れた去られたような物や事が、復活して来る。

「銃剣道」

人を殺す練習を。

木銃で。

有事のための軍事教練。

 

>・古軍靴と木銃構えし助教らは人情(なさけ)ありげに「歯を食いしばれ」/渡辺良三『小さな抵抗』

 

 

 

【「銃剣道」は戦前回帰ではない 】と、

閣議で決定しても、

それは偽り以外の何ものでもない。

 

素直に納得できないことと、政府も知るゆえに、

わざわざ「閣議決定」したのだろう。

 

いったい幾つ、偽りを閣議決定するのだろう。

異論のある閣僚を罷免する必要すらなく、

やすやすと全会一致できる気の合う内閣。

全員「御意」で一致するのね。

 

閣議決定とは、

>政府(行政)の意思決定機関である閣議において、全大臣合意のもと決定される政府全体の合意事項。類似のものとして、閣議了解、閣議報告、配布、閣僚発言などがあるが、閣議決定が一番格が高く、実質的には、行政の最高意思決定手段。

 

のようであるから、

閣僚にこそ、閣僚にのみ、

共謀罪は適用されるべきかもしれない。

 

曰く、「昭恵夫人は私人である」

曰く、「昭恵氏付職員ファックスは行政文書ではない」

曰く、「『わが闘争』の教材使用可能」

曰く、「銃剣道は戦前回帰ではない」

 

 

NHK NEWS WEB

武道に「銃剣道」は戦前回帰ではない 政府答弁書

政府は14日の持ち回り閣議で、先月告示した新たな学習指導要領で中学校の武道の種目に「銃剣道」を加えたことについて、国民からの意見公募を踏まえたもので、軍国主義の復活や戦前回帰の一環との指摘は当たらないとする答弁書を決定しました。

先月31日に告示された新たな学習指導要領では、中学校で教える保健体育の武道の種目として、新たに「銃剣道」が加わりました。
これに関連し、政府は14日の持ち回り閣議で、民進党の大西健介衆議院議員が提出した質問主意書に対する答弁書を決定しました。それによりますと、「ことし2月に公表した学習指導要領案に対する意見公募手続きをしたところ、『銃剣道が国民体育大会の実施種目であることを考慮すべきである』などの意見が提出された」としています。そのうえで、「これらの意見は武道の内容の弾力化を一層図るものであると考えられたことから、銃剣道を加えたものである。『軍国主義の復活や戦前回帰の一環』とのご指摘は当たらない」としています。

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自動消去というシステムの隙間にも四月の風が通う気配が                 

 

佐川財務局長「パソコン上のデータは短期間で自動的に消去されて

復元できないようなシステムになってございますので、

そういう意味ではパソコン上にも残っていないということでございます」

 

 

になってございます。と仰っていたけれど、

復元できる可能性があると、

今日の新聞に書いてありましたね。

 

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安倍総理の代弁をする山口敬之氏 官邸側の論理の破綻もよく解ってしまうよ                 

 

馬鹿だね。

弁解しているつもりで。

 

なぜ、ジャーナリストが、

そこまで必死に安倍さんのために弁明しているの?

 

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白孔雀のようだった辛夷の樹 丸坊主にされチラホラと咲くだけになり                 

今年は目に入らないと思っていたら

伐られていた。

 

市役所の伐採作業で。

 

なんてことかしら。

 

市役所の伐採係の造園業者は、

何も考えずに、ただただ、

順番に伐って行くのかしら。

 

あんな天然記念物のような見事な辛夷の樹を、

よく伐れたものだ。

植木屋さんなら、それがどんなに貴重な木か

分かりそうなものなのに。

 

辛夷は、高さが3分の1以下に、枝もカットされ、

そのあたりの普通の木にまぎれるほどに、

見るかげもなくなっていた。

近くの木蓮の木も、半分の高さに伐られていた。

いったい何のため?

 

突然、木の感染症にでもなったのかな。

梅の木が、感染症で枯れたということが、

よその町であったことがある。

四国では、松枯れ病もあった。

 

でも、この町では、定期的に、桜並木も、

ケヤキ並木も、伐採される。

桜の大木も、情け容赦なく丸坊主にされた。

あきれてしまう。

あんなに大幅に短く伐るなら、

というより、樹の形を成さなくするなら、

ちゃんと樹木医に診断させたかしら。

 

せめて桜が咲いてから伐ればいいのに、

咲く直前に幹だけを残して伐採した。

予算を使い切るためかしら。

 

あの通りの並木も、この通りの並木も、

次々一斉に伐られた。

枝もない木が立っているのは悲しい。

 

 

 

その時、辛夷は、伐られなかった。

単独で、公園の中に生えていたから。

 

でも、今度は難を逃れられなかったのかしら。

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