映画『ハルチカ』のCDを購った。

ずーっと、下手な演奏(そういう設定なので)ばかり続いて、

このまま終わりまで行っちゃうの?と思う最後の最後に、

やっと出て来た。部員をひやひやさせ続けたソロ部分を含む演奏。

(これも別に上手な演奏というわけじゃない。でも、映像が再現できる。)

勇気が出る。ほんと良い映画だった。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 11:29 * comments(0) * trackbacks(0)

『ラ・ラ・ランド』と『話す犬を、放す』を観て来た。

ミュージカル映画と、ちょっとシリアスな映画。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ラ・ラ・ランド』は、

『セッション』以来2年を経過、

デイミアン・チャゼル監督の作ったミュージカル映画。

ということで、アカデミー賞も何部門も受賞し、

どんな映画だろうと思って出かけたが、

面白いところと、退屈で眠くなるところ半々。

 

ミュージカルだから、もちろん歌もダンスもあるのだけれど、

お芝居の延長的で、ミュージカル的高揚感はないし、

歌もダンスも突き抜けるほどではない。

まぁ、楽しく歌っているし踊っているという。

わざとそうしている感もある。

歌唱力やダンスの魅力そのものより何か別のものを伝えたいようだ。

 

ファンタジックな魅力もそこそこに取り入れながら、

不器用にぶつかりながら生き、この世にさざ波を立て、

夢見ることと、大人になることの狭間で揺れながら、

厄介な反抗者であり敗れても悔いず、

挑戦し続ける者たちへの呼びかけを、歌の中では歌うのだが、

実際は、どこで妥協したのか、大人になることの痛みを引き受けると共に、

単なる成功者になっているような。

それでも、どこかに、残っているのかな。夢見続ける心。抵抗する心。

それはとりもなおさずチャゼル監督の心。

 

最後は『シェルブールの雨傘』をなぞったような終わり方なんだけど、

もう一つの在り得たかもしれない人生を、

映像でもしっかり見せて、でもそれだけだから、

同じって言えば同じの上に、

シェルブール的余韻もないのは、

あれはあれでいいのかな。

 

 

ジャック・ドウミ監督の『シェルブールの雨傘』だけじゃなく、

『カサブランカ』が好きな女優志望のミアの部屋には、

大きな、イングリット・バーグマンのポスターが、

ミアの憧れを象徴する大きさで存在したり、

『理由なき反抗』の、グリフィス天文台でデートしたり、

チャゼル監督の、映画黄金期へのオマージュが

無限大と言いたい程に感じられて、

『ニューヨーク・ニューヨーク』や『巴里のアメリカ人』や、

『雨に唄えば』が2重写しになるような。

 

セブ(セバスチャン)にはジャズを熱く語らせ、ピアノも、

主役のライアン・ゴズリングに、自分で弾かせる。

ミアは、セーヌ河に飛び込んだ女優だった叔母の話をするが、

ミアが女優を志した理由は、歌詞にもあるように

「叔母と雪とセーヌ川」なのだが、

それは必然的に、ジャンヌ・モローの『突然炎のごとく』を想起させる。

オマージュはオマージュで、

今は今で、その今もまた、刻々と過去へと過ぎ去る。

 

叶えたい夢を実現したミア。

かつて撮影所のコーヒ−ショップで働きながら、

オーディションを受け続け、女優を目指していた頃、

そして、セバスチャンのいた頃と、

大女優になり、可愛い子供も出来、

どこかの誰かのお金持ちの妻になっている今と、

ミアはどちらが幸福なんだろう。

(映画設定上しょうがないのに、なんであんな

つまらない男と結婚するんだ。と突っ込んでいたり^^)

 

『シェルブールの雨傘』の、雪降るガソリンスタンドでの

束の間の再会だけですれ違っていく人生と、『ラ・ラ・ランド』の、

やはり成功したオーナーとなっているセブとミアの束の間の再会、

劇的なことは何もなく、ただ心の中だけで合体し別れる。

7分間の、もう一つの、ありえたかもしれないセブとミアの人生。

 

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祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 18:09 * comments(0) * trackbacks(0)

映画『ハルチカ』Haruta&Chika

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋本環奈、佐藤勝利主演

 

廃部になりそうな吹奏楽部、たった一人部員集めに奔走するチカ。

再会した幼馴染のハルタを巻き込んで、一人ずつ部員を増やして、

ぶつかる問題を克服しながら、

コンクールに出場するまでに成長し、出場し、

そして、そこからの〜〜〜

そこからが、というべきか。

その展開が面白い。

 

『四月は君の嘘』の広瀬すずにしろ、

この映画の橋本環奈にしろ、

役の設定を超えるほど、

スクリーンの中で輝いている。

もうすぐ公開される広瀬すずさんの『チア☆ダン』も

予告編で流れていた。

 

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 01:02 * comments(0) * trackbacks(0)

昨日は「カルテット」が視られなかった。

ラストの方、

10分だけ視た。

時々、つけてみたけど、

まだ野球、まだ野球、

えんえんと野球で、

いつまでやってるの、

と、そのうち諦めて、

変えているうちに見損なった。

 

興味のない私にとっては、

番組の変更とか、

時間延長とか、

ほんと迷惑。

 

こんなこと言うと、

WBC、侍ジャパンのファンには

叱られそうだけど。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 08:03 * comments(0) * trackbacks(0)

『君はどこにいるの』 /三越劇場

2月20日に観て来た。

 

TVドラマで以前、杉浦直樹さんが父親役で、

一路真輝さんが娘役で視たことがある。(「娘よ」)

その時、とてもよかったから、

舞台もどんなだろうと思って観た。

 

あからさまではないけれど、

日常から見た反戦映画や舞台というのがあるけれど、

この舞台もそんな感じだった。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 10:43 * comments(0) * trackbacks(0)

AXNミステリー「ミス・マープル(ジョーン・ヒクソン版)、「シャーロック・ホームズの冒険」

今、やっているのは、「アガサ・クリスティーの謎解きゲーム」

映画を観に行きたいけれど、

今日は寒いし、土曜日だし、

TVを見ながら、確定申告の準備でもしようかな。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 08:13 * comments(0) * trackbacks(0)

映画『湯を沸かすほどの熱い愛』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱かった。

ほんとに。

タイトル通り、

そう思うこと度々。

「好きな色は、情熱の赤」

そんな言葉通り熱い愛。

出演者も、監督も凄いね。

監督は、脚本も書いてる。

最後、怖かった。

 

 

『君の名は。』も、『この世界の片隅に』も、

時間が経つと印象が薄くなって、忘れるけれど、

この映画は、ずっと心に残って忘れない気がする。

 

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 04:55 * comments(0) * trackbacks(0)

先週の『カルテット』はよかったな 無理をしなくてもいいいんですよと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切り離してもいいし、消えてもいい。

ひきずって死んじゃうより。

 

第一話の「夫婦は別れられる家族」という名言に続いて、

脚本家坂元裕二氏は、

第三話で、家族の中でも最も重い関係、

血のつながった肉親である親子の問題に迫る。

チーフプロデュース、土井裕康、プロデュ―ス佐野亜由美

演出、金子文紀

 

 

父親の死に水も取らず、隠れ続けていることが

許されないのではないかと怯えているすずめちゃん(満島ひかり)

軽井沢からバスに乗って病院の近くまでは来たものの、

過去のトラウマがフラッシュバックして、

行けないでいる。

 

先に、巻真紀(松たか子)が病院に行って、

臨終に立ち会うことになってしまった。

かつ丼屋さんのシーンがいい。

真紀さんが、家族なんだから行かないといけないんだろうな、

と怯えているすずめちゃん(満島ひかり)の手を取って、

「軽井沢へ帰ろう、病院行かなくていいよ」

「いいよいいよ、みんなのところへ帰ろう」というところ、

松たか子の、育ちのよさが生かされていて、とてもよかった。

大きな瞳でまっすぐ見つめて、一緒に帰ろう、と。

 

 

すずめちゃんの、超能力詐欺師だった

父親役を作家の高橋源一郎さんが演っていて、

これもよかった。

いいと言えば、このドラマは、ほんと秀逸で、

どれもこれもイイネしたくなるのだけれど、

もたいまさこさんの、すずめちゃんに

特別の仕事をさせている巻・姑がリアルに怖い。

 

 

 

 

軽井沢に帰って、ソロ演奏するすずめちゃん。

最初は、バッハの『無伴奏チェロ組曲』

弾き出してやめて、

次に弾いた、カサドの『無伴奏チェロのための組曲』

旋律が、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ」に、

とても似ている。

 

重圧や束縛や義務感から解放されることでしか、

愛は表現されない。

演奏をするすずめちゃんの表情が美しい。

すずめちゃんの不器用な生き方と繊細な手は、

やっぱり父親の遺伝子を受け継いでいるんだね。

 

義務やしきたりや世間の常識なんてどうでもいいし、

世間は、すずめちゃんを、

ずっと犯罪者の片割れとして虐めて来たんだから

誰にも遠慮することはないし、

もう十分に苦しんで来たのだし、

傷を庇えるのも癒せるのも自分しかなかったら、

無理をする必要はない。

夫婦といっても、親子と言っても、

一人一人の事情も関係も、みな違う。

それぞれの在り方があっていい。

この脚本家が、視ているものは一貫している。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 10:55 * comments(0) * trackbacks(0)

映画『恋妻家宮本』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阿部寛さんと天海祐希さん演じる主人公二人が50歳になって、

息子も独立し、夫婦二人に戻ったところから話は始まり、

ある日、書棚の『暗夜行路』に隠された離婚届を夫が発見。

夫は料理が趣味の中学教師、宮本陽平

妻は教師になるのをやめて専業主婦になった美代子。

 

このお話、

阿部寛演じる主人公が、ほんと良い人なので、

どうしたって、ハートフルなハッピーエンドにしかなりようがない。

しかも50歳だもの。何も起こりようがない。

まだ身体的にも崩壊してませんしね。

どんなにボサボサ頭にしても阿部さんは阿部さんだし、

化粧気がなくても天海さんは天海さんだし、

浮気もないだろうし、強烈な諍いもないだろうし、

中学の先生で、破局的な何も付いて来そうにないし、

で、ドラマとしては、夫婦じゃなくて、生徒の一家。

問題在りで、そのあたりに優しさが充溢して、よいお話になっている。

料理が中心になって、幾つものエピソードを調理し、配膳し、味わえるようになっている。

 

でも遊川和彦さんの初監督作品のせいか、

脚本がくどい。

せっかく引き出された台詞を重ねて説明してしまうような。

ラストはインド映画みたいだった。

生まれた子供の名前を決めるシーン、

新生児の首が座っていて、縦抱き出来るわけはないのに縦抱きされて、

ああいうところは、映画的飛躍をしていいことにしているのかな。

原作の重松清さん由来か、君の味噌汁が〜みたいなものもあって、

ああいうのが心に響く人もいるのかな、と思った。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 22:04 * comments(0) * trackbacks(0)

舞台が楽しみ、映画が楽しみ、ドラマが楽しみ 

 

新春発ドラマも出揃って、

毎回楽しみにしているドラマも、

だいたい決まって来た。

 

 

今、視てるドラマ

 

昨年来引き続き年を越えても放映中なのは、

NHK土曜時代劇『忠臣蔵の恋』

ちょっと地味だが良いドラマ。

 

「赤穂浪士篇」が終わって、

1月14日から、「大奥篇」が始まっている。

四十七士の一人、礒貝十郎左衛門の恋人だった〈きよ〉は、

甲府宰相綱豊の桜田御殿に勤めに上がり、

綱豊が、六代将軍家宣となって、その側室として、

七代将軍家継の生母となってからは、

吉屋信子の『徳川の夫人たち』にも描かれた月光院となり、

浅野家のお家再興と義士の名誉の復権に貢献する

という展開となる模様。

武井咲が、聡明なきよを演じて、

凛とした涼やかさを見せている。

 

 

土曜日、日テレ 夜9時『スーパーサラリーマ左江内氏』

堤真一、小泉今日子

 

 

日曜日、TBS 夜9時 『A LIFE 〜 愛しき人』

木村拓也、竹内結子、浅野忠信

 

 

火曜日、フジテレビ 夜9時『嘘の戦争』

タイトルからすると昼間再放送している

『銭の戦争』からの続編らしい。

復讐劇。

草 剛の、逆境にある主人公を演じる時の表情に凄味がある。

 

 

火曜日、TBS『カルテット』

松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平、もたいまさこ

映画の『何者』のように屈折した意識系の会話。

エンディングの映像や音楽もいい。

 

木曜日、テレビ朝日夜9時『就活家族』

 

 

金曜日、TBS 夜9時『下剋上受験』

阿倍サダヲ、深田恭子

 

あと、いつの間にか始まっていて、見損なっているのもある。

(例えば、日テレ『東京タラレバ娘』とか。明日視てみよう。)

偶然視て、続けて視るのもあれば、そのまま忘れているのもある。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 00:04 * comments(0) * trackbacks(0)
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