井戸のある商店街っていいよね 荻窪、井戸のある商店街 / 朝の!さんぽ道【荻窪】旅人:渡辺正行

 

しかも同じ町内に3つもあるそうだ。

 

ポンプのついた井戸。

あのポンプの付いた井戸が好きだ。

 

昔、私が住んでいた家にも井戸があった。

一つは、ポンプが付いていなくて、

釣瓶で汲んでいた。

夏になると、西瓜を冷やした。

 

二つ目の井戸は、

東京に来てから住んだ国立駅から5分ほどの

丘の上の雑木林の中の小さな家の横に付いていた。

 

丘の上から下の台地まで掘り下げられているらしく、

もの凄く深い井戸らしかった。

 

錆びついたようなポンプも付いていたが、

使われていなくて、

コンクリートの蓋もされていて、

中を覗き見ることもなかった。

 

気にもせずいたが、万が一にも、

コンクリートの蓋が壊れて、

そこから落ちたら、大変なことになっていたと、

後から恐ろしくも思った。

 

鬼ごっこをしている子供たちが、

乗っからなかったとは、

言えないからだ。

 

あの頃の子供たちは、

木に登ったり、

林の中で冒険ごっこをしたり、

何をしていたかわからない時間が

いくらもあったのだから。

 

第一に、大人でも、

何のためだったかさえ忘れたが、

何かのことで来た職人さんが、

その井戸のコンクリート製の蓋の上に乗って、

作業をしているのを見たこともある。

 

後から、隣家の、古い住人の博士に聞いたら、

井戸は、武蔵野台地を流れる水を汲み上げるための井戸で

だから、前述したように、深いものだということだった。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 08:18 * comments(0) * trackbacks(0)

人生を楽しみ生活を楽しみそんな風にも生きられたのに

なぜか、あまりそういう風には生きなかったな。

 

今、WOWOW、ドラマWで、『山のトムさん』というのをやっている。

原作、石井桃子 主演、トム(白黒ぶち猫)、小林聡美

 

 

 

別に、こんな風な牧歌的な田舎暮らしに

憧れているのではなくて、

古い竈でご飯を炊いたり、

苺を潰して自家製のジャムを煮たり、

自家栽培の豆で味噌を作りたいわけでもなく、

 

鶏や白山羊や黒山羊を飼いたいわけでもなく、

鼠が天井で暴れたり、

それを猫が追っかけるのを見たいわけでもなく、

広い開け放った座敷と縁側で籠に入った猫が見ている空が、

どこまでも広いのも、

別の場所では見ていたのだが、

 

こんな風な、何か愛情をこめた風ではなく、

他人事のような被膜を介して見ていたような。

 

私にもあった時間が、

いつの間にか、過ぎてしまい、

何一つ満足に味わわなかったことを、

すこし後悔しているのだ。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 19:36 * comments(0) * trackbacks(0)

今日は新海さんのシリーズをやっている 今は『秒速5センチメートル』 /WOWOWシネマ

桜の花びらが落ちる速度=秒速5センチメートルというところから始まる。

まだ、良いかどうかわからない。

 

新海さんのじゃなくて、

昨日視た藤沢周平の短編原作の時代劇、

桜庭ななみ、仲代逹矢主演の『果し合い』はよかった。

 

桜庭ななみさんの武家娘が似合っていた。

華やかさはなく、地味な顔立ちだけれど、心情切々たるものがあって、

時代劇の良さを邪魔しない。

大河ドラマにも出演するようだ。西郷琴の役とか。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 15:58 * comments(0) * trackbacks(0)

『ロミオとジュリエット』ばかり視ている。

しばらく視ていなかったけれど、

今、宝塚版『ロミオとジュリエット』を視ている。

 

雪、月、星、そのそれぞれの役替わり版、梅田劇場版、博多版、

東京宝塚劇場版、等々、どれが一番良かったかなぁ、などと、

見比べ、聴き比べ。

 

 

今、星組、2010年、梅田劇場版。

 

ロミオが追放されて、

ジュリエット「神様はなんて酷いことをなさるのかしら。」

乳母「死刑を免れただけでも幸運ですよ」

というところ。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 11:21 * comments(0) * trackbacks(0)

『トロイ戦争は起こらない』新国立劇場

凄い作品だった。

舞台の醍醐味。

想像力だけが成し得るものがある。

 

ミュージカルじゃないし、

退屈かなぁ、と思って観に行ったけれど、

今の日本が置かれた情勢に、

ジャスト・タイミングなせいか、

ギリシャ、トロイといった時代と、

作者のジャン・ジロドウの生きた第一次世界大戦、

第二次世界大戦時代、

そして現代が、重なりあって、

かつ、時空を超えるがごとき演出や、

音楽、舞台装置の素晴らしさもあって、

最高の舞台を見ることが出来た。

 

終演後、トークショーもあり、

そこでは、出演者のうちの4人(鈴木亮平、一路真輝、鈴木杏、谷田歩)

が、リラックスした表情で、中井美穂さんの司会のもと、

芸術監督の宮田慶子さんも参加されて、

重い主題を持つストーリーや、戦争の扉が開く

爆撃機の轟音に包まれた観客の気持ちを、

癒すように、1時間のトークを展開。

三田和代さんや、江口のりこさんのお話も聞いてみたかった。

 

こんな作品に参加できた俳優も幸福だろう。

こんな素晴らしい舞台に出逢えた私たち観客も、幸福だ。

千穐楽までに、もう一度観たいと思った。

 

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 08:07 * comments(0) * trackbacks(0)

花夢幻、ブラック・メリー・ポピンズ、アンナ・カレーニナなど一路真輝さんの35周年コンサート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(於 シアター・クリエ)

 

 

長い長い時間が流れて、

いろいろなことがあって。

35年という節目に開かれたコンサート。

初日は、花總まりさん、

今日は、安蘭けいさんがゲストに。

安蘭さんのルドルフ、

一路さんのトートで「闇が広がる」も。

 

今回の衣装やヘアメイクが、

とてもよかった。

特に、ブラック・メリー・ポピンズ、

アンナ・カレーニナから

エリザベートに至る流れが、

綺麗だった。

 

パンフレットには、

第二部幕開きの赤いドレスのみで、

一番似合っていたと思うアンナ・カレーニナ等、

その後の衣装ラインが収録されていないのが

とても残念だ。

 

音楽の流れと、女優としての成長。

存分に堪能できる構成だったのは、

研一時代からの一路真輝さんの軌跡の全てを知る

小池修一郎氏監修によるせいか。

 

充実した素晴らしいコンサートだった。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 00:11 * comments(0) * trackbacks(0)

映画『AMY エイミー』/wowow

2011年、27歳で急逝したエイミー・ワインハウスの短い生涯を描いて、

アカデミー長編ドキュメンタリー賞をはじめ、数々の賞に輝いた作品。

ということで、その通りなんだけれども、

まずは、その声に圧倒される。

 

声そのものに、全てが宿っていて、

一瞬で、引き込まれてしまう。

詩も曲も、素敵なんだけれども、

声なのだ。もちろん歌う時の声。

これほど、魂そのものの声を持つことが出来れば、

説明なんか要らないわけで、ただただ耳を傾けるのみ。

 

ここのところ、wowowは、キャロル・キングとか、

ビートルズとか、音楽家たちの映画を取り上げている。

キャロル・キングの半生をミュージカル化した『Beautiful 』は、

7月26日から8月26日まで、帝劇でも、日本版が上演されている。

平原綾香、水樹奈々(Wキャスト)中川晃教、剣幸さんたちが出演している。

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 00:46 * comments(0) * trackbacks(0)

『キス・ミー・ケイト』

8/4(金)東京芸術劇場 

 

もう一週間前になるけど、

『キス・ミー・ケイト』面白かった。

特に、二幕幕開き。

加賀屋一肇さんたちカンパニーのダンスは圧巻だった。

ショーストップ状態。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 00:24 * comments(0) * trackbacks(0)

劇場の設計(トイレ篇)。長蛇の列を為すのは設計段階で解消できないものなのか。 

何年か前にも書いたことがあるが、

(ちょうど、渋谷のヒカリエが出来、

11階に、新しい劇場(東急シアター・オーブ」が出来た頃だった。)

 

何とも、トイレの数が少なく感じたからだ。

 

しかし、考えてみれば、その後もどこの劇場も、

観客数を考えず、設計しているとしか考えられないとしか思えない。

いったい何を基準に設計しているのだろう。

 

劇場の閉鎖も相次いだが、改築、新築される時は、

根本的に考え直してもらいたいものだ。

 

いったい誰が設計しているのだろう。

男性の設計士だろうか。

女性の身体感覚や生理的条件が、

男性とは違うことも考慮に入れているだろうか。

かつ、劇場で観、聴きする時の要求条件も。

消防法や安全基準以外にも満たすべき要件があるはずだ。

 

そして、その設計士は、完成後、実際に使われている様子を

見に来たことがあるだろうか。

 

劇場は、休憩時間、どこもここも、

長蛇の列になっている。

それも、二重、三重に、長い列が続き、

休憩時間は、それで終わるといった感じだ。

 

 

それは、いつもそうだから、

そういうものだと、

それでいいと思われているのだろうか。

観客の馴れとスピードに期待しすぎていないだろうか。

誰だって長い列に並ぶのはうんざりするのだ。

 

劇場が建っているのは、地価も高いところで、

スペースの確保も難しいのかもしれないが、

設計時に計算ミスがあるとしか思えない。

 

第一に、劇場に、1000人とか2000人入るとして、

設計士は、そのうち何十%の人が、

休憩時、トイレに行くと思っているのだろう。

実態が解っているのだろうか。

 

劇場の観客は、

だいたいどこでも女性客が多い。

ほぼ全員、ではないまでも、

それくらいに考えて作っていいのだ。

三分の二は、行くと思って計算して、

果たして、現状のような数字が出て来るだろうか。

 

 

ロビーの何重にもなった長蛇の列が、

休憩時間内には、ピッタリ解消し、

他の場所の待ち人数の消化具合に比べれば、

もの凄いスピードで、列はどんどん流れ、

どんどん進み、超高速で進み、

やがては奇蹟のように消えるからといって、

油断も安心もしないでもらいたい。

 

圧倒的に数は足りないのであり、

パンフレットを買ったり、

飲み物を買ったりする時間も犠牲にされている。

 

あえて長蛇の列を当然のように見捨てているのは、

観客に対するサービスとしてなっていない。

常にそういうものだから、と放置するのは、

ラッシュアワーの痛勤を、致し方なしと、放置するのと

同じ理由だろうか。

 

電車は無理でも、

劇場の観客サービスの改善くらいできないものだろうか。

無制限に入って来るわけではない。

入る観客数は、座席数以上には、

いても立ち見客分くらいだ。

 

計算は簡単。スピードが速いことも解っている。

それでも劇場ロビーを埋め、

長い長い列を作らせて平気なのは、

習慣なのか横着なのか何なのか。

 

 

都内の大きな劇場は、すべて同じようなもの。

中小の劇場も同じ。

特に古い劇場ほど甚だしいが、新しい劇場と言っても、

あまり変わらない。

せめてどの劇場も、最低でも、2倍か3倍にはしてほしい。

それでも、かなりな長蛇の列を形成するとは思うけれど。

 

 

なぜ、観客が皆と言っていいほど、

と、疑問を感じる人もいるだろうが、

それには、劇場ゆえの事情もあるのだ。

 

劇場の席は、概ね、映画館のそれに比べて狭い。

特に、前後が狭い。窮屈な設計だ。

映画に比べれば、高い料金を取りながら理不尽なことだが、

致し方ないと、観客は最初から、それは諦めている。

 

ただ、通路側ならいいが、人の前を通って、

席につかなければならないとき、著しく制限を感じる。

 

通路側から遠い真ん中あたりにでもなれば、

平身低頭、遠慮の塊にならなければならない。

その出入り不自由な席に付き、

開演中は、心置きなく、ゆったりとした気分で観たい。

落ち着いてゆっくり観たい。

と、思えば思うほど、、、

なぜか、強迫観念にかられ、

試験の時の教室に入る前のように、

観客は、休憩時間のトイレに並ぶことになる。

 

もちろん、その煩わしさを思えば、

休憩時間も席を立たず、ただ第二幕の開演を

席についたまま待っていればいいのだが。

上演時間中出られないと言っても、

歌舞伎は別として、普通は、

たかだか、3時間くらいなのだから。

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 13:53 * comments(0) * trackbacks(0)

『キャサリン・ヘプバーン〜夢の請負人』十朱幸代/銀座 博品館劇場

約2時間。

十朱幸代は、話し続ける。

厖大な台詞。

よく憶えられるなぁ。

 

大女優キャサリン・ヘプバーンを十朱幸代が演じる。

いい脚本を得て、渾身の仕上がり。

 

自由主義の、エリート医師一家でありながら、

呪われた一族と呼ばれた自殺者相次ぐ一族の、

複雑な人生の凄まじくも濃い翳りを全篇に漲らせながら、

ハリウッド黄金期を生き抜き、

アカデミー賞を4度も受賞した名女優の

スペンサー・トレイシーとの27年に及ぶ恋や、

 

後半の第二幕では、

自動車事故で、満身創痍の車椅子生活となりながら、

シャーリー・マクレーンの弟で、

俳優としても、監督としても優れた、

ウオーレン・ビーティからの出演依頼を

受けることを決めるところで舞台は終わる。

 

常に若々しい情熱と意欲と、

父や母や、一族の純粋さと知の総和を受け継いで、

女優であるにとどまらず、個人として烈々とした意志を示し続けた

キャサリン・ヘプバーンの生の熱さが伝わって来た。

 

 

舞台は熱かったが、昨日の銀座も暑かった。

4丁目の交差点から8丁目まで、

GINZA SIX前の道路は歩行者天国になっていたけれど、

暑くて溶けそうだった。

 

 

祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 07:39 * comments(0) * trackbacks(0)
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