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『フューチャリスト宣言』 梅田望夫/茂木健一郎

『WEB進化論』の梅田望夫氏と、脳科学者の茂木健一郎氏の対談で構成された新書。
とても面白かった。

読んでいる間中、スリリングで、わくわくして、
読み終わって、とても明るい気分になれる本でもある。
世界が巨大なビックリ箱か玩具箱のように面白い所に思えて来る。
この宇宙の構成員であることが、インターネットを介して実感することも可能であり、
例え一瞬の錯覚だとしても、明日は、必ずしも悲観的ではない
とさえ思えて来る。

いろいろなことに絶望しかけた人も踏み留まり、
もう一度、人間の為す技や思う心、考える力を信じてみようという気持になれたら
どんなにいいだろう。

オープンであることが、どんなに大切なことであるか、
未来がその方向に向かっていると信じられるだけでも、
深部がどこか充たされる感じがする。

自分の属するジャンルの閉塞感に、
多少なりとも苦しめられていて、
そして、そのことに苛々している人は、
この本の示す開放的な未来の姿にほっとすることだろう。
楽観的過ぎるという意見もあるだろうけれど、
確実に時代はその方向へ流れているという。

セキュリティよりも、知の集積を、
囲い込むことでなく、リリースすることを。
真似され、奪われることを懼れるより、
寧ろ、自ら向こうへ差しやる心を。
その方向へ進むなら素敵だ。
風間祥  * 『日記』 * 20:30 * comments(0) * trackbacks(0)

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