銀河最終便
WEB日記

「花に降る雨」                 
・山に咲く薄荷の花は夏の花うすむらさきの花に降る雨
・蔓いっぱいうすいみどりの花が咲き蔓切って採るホップの花弁
・十谷戸のホップの花は松毬のまだ開かない松の実に似る
・熟れてきた赤い茱萸の実入れるため麦藁で編む茱萸の実のかご
・茱萸の実やあまんどの実が生る裏山の石塁めぐる離れ地の木々
・山道の栗鼠も喜ぶ鬼胡桃 姫胡桃なら優しい胡桃
・味噌、醤油、漬物の樽、酒の樽、葡萄酒睡る甲斐の山蔵
・茅山の茅刈り屋根を葺き替える雨音を消す茅山の茅
・三階はお蚕の部屋 桑の木の枝そのままに、大きくなれば
・和紙を漉き、機織る暮らし 屋根裏に蚕が桑を食む 今は昔
: 『旧作短歌』 : comments(0) : trackbacks(0) : posted by 風間祥  :
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