銀河最終便
WEB日記

「兎」                 
・兎の毛綺麗に剥いで持ってゆく兎の殺し屋さんが来る村の秋
・逃げもせず兎は頚をひねられて眠ったように躯あずける
・足くびに軽く刃をあて皮膜剖き兎の毛皮と躯を分ける
・逆さまに吊られて毛皮剥がされて雪の白さの兎は垂れる
・白兎の毛皮は業者に鞣されてまもなく白い襟巻になる
・把捉した楮・三椏蒸すために 大釜を焚く冬の広庭
・大釜に桶を被せて蒸しあげて大勢で剥く三椏の樹皮
・山守の源さん器用に竹を編み、藤蔓を編み臼も刳り貫く
: 『旧作短歌』 : comments(0) : trackbacks(0) : posted by 風間祥  :
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