銀河最終便
WEB日記

『日暮れの足』 入野早代子第六歌集                 












2013年11月1日発行
砂子屋書房発行 定価3000円

・どのひとも御身第一それぞれの許容範囲に愛されて来し

・おそらくは楽なんだらう死んじやうとだあれもこの世に戻つてこない

・「痛いのは生きてる証拠」どのくらゐ言はれたらうか 痛いのはわたし

・もう一度いつておきたいことがあるわたしのこころに土足で入るな

・わが最後で最高の人 言ひやれば怖気づきしか返信あらず

・あのときに闇のふかさを知つたからもうこはくない仲間はづれも

・詳細をお尋ねですがなんでせう代はつて下さるおつもりですか

・さやうならはいはないはうがいいらしい日暮れの足が永遠を踏む

・なかなかに名の出で来ずば待ちてをりけふのあなたはあしたのわたし

・白椿ひらかぬうちにぽとりぽとり こんな静かな惨劇もある
: 『歌集、歌書、歌誌、その他書評』 : comments(0) : trackbacks(0) : posted by 風間祥  :
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