銀河最終便
WEB日記

『玲瓏』93号より「水無月の空」                   
・その子が夏を連れて来た とっても暑い夏が来た 運河に浮かぶ一艘の船
・きらめいて光を浴びて生まれた子 ゆりかもめ飛ぶ水無月の空
・レインボーブリッジの向こうに夕日 運河から弧を描きながら水船が去る
・幾つもの運河で街は仕切られて それぞれの島にそれぞれの顔
・少子化の日本の中に嬰児+幼児を連れた人の多い街
・街角でロビーで廊下で店内で 若い子連れの人ばかり見る
・昼過ぎの有楽町線、新木場行き 月島、豊洲、湾岸の駅
・老人の姿を見ない町であり既に世代は交代されて
・高層のビルが重なるシルエット 雨の日は雨に霞んで
・探っている 指で瞳で唇で 流れる風に揺れるモビール
『玲瓏93号 2016年9月30日発行 

: 『「玲瓏」他歌誌提出自作品』 : comments(2) : trackbacks(0) : posted by 風間祥  :
Comment








2首目が好きです
ユリカモメの白さが梅雨晴れの陽光に輝いてます
posted by サラミ : 2016/10/28 1:37 PM :
ありがとうございます。
運河の水の傍まで行ったら磯の匂いがしました。
神戸生まれなので、東京湾でも、
懐かしい気がしました。
posted by 祥 : 2016/10/28 3:09 PM :
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