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債務超過に陥るのかな東芝は 政府も原発政策を見直すべき時が来ている

名門凋落というより、死。

この死を招いた、ストーン・アンド・ウエブスター社は、

終戦時、日本に投下された原爆を製造した会社。

東芝を死に至らせる奈落に通じる70年の闇の通路。

 

 

自己資本を大きく超える巨額債務。

蘇生するためには、原発事業からの撤退、

子会社ストーン・アンド・ウェブスターを処理するにとどまらず、

米国ウエスチングハウスを処理し、

東芝本体が、銀行が支援するに値する

財務的に更生しうる企業になるしかない。

(タダほど高いものはないというが、

確かウエスチングハウスは、つまりは東芝は、

ストーン・アンド・ウェブスターを

タダで手に入れたのではなかったか。

しかも、福島の事故後に。

価値のない会社が当然のように生んだ厖大な損失。

日本政府には、福島後も官民一体で原発を推進した責任がある。

諸悪の根源として裁かれるべき巨悪そのもの。)

 

原発を抱えたままで再生しようとしても無理だ。

原発は、受注するごとに累損を膨らませる。

 

東芝には、優秀な技術者が沢山いるのだろうから、

経営者の判断ミスで、その人たちの前途まで危うくするのは、

あまりにも残念なことではないだろうか。

 

ドル箱の医療はキャノンに売ってしまったけれど、

半導体事業も売るしかないようだ。

丸裸の企業は、死んだも同然。

 

それでも、銀行の支援を受け、

経営者が完全交代し、原発を整理し、

利益を出せる部門に技術や営業力を集約すれば、

再発進する力はまだ残っているかもしれないが、

まだまだ隠れ債務がありそうだ。

粉飾決算を不正会計とした頃から変わらぬ隠蔽体質。

 

このままで行くと、切り売るものもなく、

身売り、解体の憂き目が待つだけ。

現実的には、他社による吸収合併のような形に

なるのだろうか。

本社十数万人の社員、子会社、関連企業が影響を受ける。

 

 

しかも、これで、

国民の福島廃炉への費用負担は、

幾何級数的に増えて行く。

東芝が欠け、三菱、日立が請け負うとしても、

彼らの事業未来も、原発に関しては暗い。

フランスにしても、アメリカにしても、

原発の未来はない。

廃炉費用は膨大に増すだろう。

 

化け物の屍骸を見るように、

福島その他の原発を見ることになるのだろうか。

今も高い線量を出し続けている事故原発。

作ったところが始末するしかないが、

それさえもかなわなくなって来る。

祥  * 『時事』 * 13:51 * comments(0) * trackbacks(0)

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