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アメリカと中国の隙間にロシアが入って来る 北朝鮮の背後から

ロシアは、いつでも南下したがっていた。

第二次大戦以前にも。

日露戦争以前にも。

 

アメリカが、北朝鮮を追いつめれば、

いずれロシアが介入して来る。

 

北朝鮮の立場になれば、

もし中国がアメリカの要請ばかり聞いて、

保護者的役割を放棄して、厳しいことばかり言うなら、

新しい後ろ盾としてロシアに後援を頼みますよ。

ということにも。

 

そうなったら、事は簡単でなくなる。

今ではなく、いずれの話だが、

いつか、最終的に、アメリカがイラクのフセインのように、

金正恩を捕えたり処刑しようと考えた時、

特殊部隊が、本部なり隠れ家を急襲して、

斬首作戦が、思惑通り上手くいけばいいけれど、

失敗すれば、ロシアが出て来る暇を与えて、

泥沼化もするし、

米露の代理戦争になりでもすれば、

世界的規模の戦争になってしまって、

大変な緊張に見舞われる。

 

勿論、北朝鮮は小さな国だから、

ロシアが、デメリットを侵してまで介入してくる

特別のメリットもないが。

 

ロシアが出て来なければ、そして中国も容認すれば、

イラクの時のように、アメリカが、やっつけるというだけの話。

そして、韓国と一つにして民主主義陣営の仲間入りをさせるという

ストーリーが完成すれば、米国としては結構なことだ。

 

ただ、中国やロシアは、みすみす喉元の位置で

そんなことをされて、黙って見てはいないだろう。

ロシアは、西のクリミアのように、

東の北朝鮮も版図に組み入れたいだろう。

 

中国だって今まで面倒見て来て、突然現れたロシアに

トンビに油揚をさらわれるわけにはいかないだろう。

ということで三つ巴。

 

朝鮮半島の主権はどうなるということで。

 

大国の三国が、覇権を争うのでなければ、

事は単純な帰結を見るが、三つ巴になると、

世界は解きようのない大問題を抱え込むことになる。

 

もちろん一番いいのは、

話し合いで、韓国と北朝鮮が一つの国として独立した主権を持ち、

西ドイツと東ドイツが統一ドイツになったように、

主権国家として、半島を治めることなのだが。

戦乱を経ずして、現状では北朝鮮と韓国を統一することもできなければ、

六か国協議の場に引き出すことすら難しい。

 

 

そして対岸に、原発でグルグル巻きになった日本列島がある。

 

遠く第二次世界大戦の前に遡れば、

このような朝鮮半島の国家分断の元凶となった日本が。

日本は、責任がある。

大日本帝国時代、日韓併合した責任が。

 

敗戦後、日本が西半分がアメリカ、東半分がロシア、

などと分断統治されていたかもしれなかったのだから。

北方領土や、沖縄では済まず。

今、日本は、沖縄も帰って来て、ほぼ日本列島は、

一つにまとまって主権分断されることなく確立しているが。

 

大日本帝国に併合されていたために、

身代わりのように南北にアメリカとロシアに分断統治され、

その後、朝鮮戦争を経て、4000年以上の歴史を持つ民族が、

完全に、二つの国に分かれてしまったのだから。

 

歴史的経緯を考えれば、他人事のように思わず、

できるだけ血を流すことなく、統一できるよう協力する義務が、

日本にはあるのではないだろうか。

 

 

祥  * 『時事』 * 20:41 * comments(0) * trackbacks(0)

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