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加計氏も開学が遅れれば遅れるほど資金難になるだろうが 今治市はどうするの?

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    そんな恐れもあるところ、

    経営規模が大きいだけで、

    籠池さんと変わらないんじゃないの。

     

    資産800億と言っても、

    都心でないことは元より、

    市内の一等地もあるかもしれないが、

    アクセスの悪い換金性に乏しい土地もあり、

    積極的多角経営で儲けている教育、美容、健康産業と言え、

    破格の安値で手に入れた各施設とはいえ、

    人件費が変るわけでもないだろうし、

    幾つかある大学は偏差値の低い、

    定員割れの不採算学部を、

    補助金で補っているようなもののようだし、

    赤字を利用して節税につとめたとしても、

    本来、充実した人気大学というわけではない。

     

    全体としては、堅実経営であるかどうか、

    知る所ではないが、

    新規の100億円もの投資が、それとは別に、

    回収できる状態でもないだろう。

     

    二頭立ての馬車として、

    もし仮に、一方の馬が駄目になれば、

    もう一頭はどうなるのだろう。

    今治市の財政状態も、

    既に900億円ともいう多額の債務を抱えるという。

    起死回生のためといえ、

    さらに追加する岡山理科大獣医学部への投資は、

    危険率の高い冒険ではあっただろう。

     

    前愛媛県知事、加戸氏の縷々切々と語った内容によれば、

    「今治は、ずっと加計ありき」であったわけで、

    それに賭け、それに依存しようとしていたわけであるが、

    根拠無き、採算無視の依存でもあったわけでもあり、

    初めから終わりまで、市民不在で、

    市長や加戸氏が、総力を挙げて誘致しようとしたことのツケは、

    これから回って来ることになる。

     

    計画性の無さにおいて、

    進むも退くも、地獄へ向かう恐れを内包している点において、

    市民の断罪を受ける立場と言えるのではないだろうか。

     

    市の浮沈をかけた事業を、市民不在で、

    ドンと呼ばれる紳士然とした妖怪の執念や、

    ちょこまか動く商店の番頭のような市長の「悲願」で

    成そうとした結果。

    しかし、市民の願いでもあったかどうか。

    市政私物化の結果である要素が強く見える。

     

    市民の考えはどうなのだろうと、

    思ってしまう。

    市民は、そもそも市政に関心を持ち、

    その税の使い道に関心を持ち、

    市の計画に関心を持っていただろうか。

     

    そうではなかったのではないだろうか。

    無関心ほど怖いものはない。

    無関心が、市政の私物化を許してしまう原因になりうる。

    国家に於いても、同じことが言えるが。

     

    風間祥  * 『時事』 * 13:14 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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