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無残なる姿さらして辛夷の木 孔雀の羽根の部分失くして

 

これは以前、書いた日記だけれど、

今も事情は変わらないらしい。

今年も、3月になっても、あの辛夷は戻らない。

見る影もなく、短く伐られ、

手足をもがれ、棒立ちになったような辛夷の木は、

それでも花を咲かせるのだろうか。

 

いったい何てことをするのだろう。

満開になれば、近くの樹齢数十年の桜並木よりも、

周辺のどの木よりも美しい巨きな樹であったのに。

 

白孔雀のようだった辛夷の樹 丸坊主にされチラホラと咲くだけになり

今年は目に入らないと思っていたら

伐られていた。

 

市役所の伐採作業で。

 

なんてことかしら。

 

市役所の伐採係の造園業者は、

何も考えずに、ただただ、

順番に伐って行くのかしら。

 

あんな天然記念物のような見事な辛夷の樹を、

よく伐れたものだ。

植木屋さんなら、それがどんなに貴重な木か

分かりそうなものなのに。

 

辛夷は、高さが3分の1以下に、枝もカットされ、

そのあたりの普通の木にまぎれるほどに、

見るかげもなくなっていた。

近くの木蓮の木も、半分の高さに伐られていた。

いったい何のため?

 

突然、木の感染症にでもなったのかな。

梅の木が、感染症で枯れたということが、

よその町であったことがある。

四国では、松枯れ病もあった。

 

でも、この町では、定期的に、桜並木も、

ケヤキ並木も、伐採される。

桜の大木も、情け容赦なく丸坊主にされた。

あきれてしまう。

あんなに大幅に短く伐るなら、

というより、樹の形を成さなくするなら、

ちゃんと樹木医に診断させたかしら。

 

せめて桜が咲いてから伐ればいいのに、

咲く直前に幹だけを残して伐採した。

予算を使い切るためかしら。

 

あの通りの並木も、この通りの並木も、

次々一斉に伐られた。

枝もない木が立っているのは悲しい。

 

 

 

その時、辛夷は、伐られなかった。

単独で、公園の中に生えていたから。

 

でも、今度は難を逃れられなかったのかしら。

風間祥  * 『時事』 * 13:14 * comments(0) * trackbacks(0)

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